こんにちは、こーめいです。
私は一条工務店で家を建てました。最初から一条工務店に決めていたわけじゃありません。途中までは住友林業で建てるつもりで話を進めていました。
最終的に、住友林業と一条工務店を比較して、悩みに悩んで一条工務店を選んだのです。
二択に絞り込むまでには、たくさんの展示場を見て回りましたね。積水ハウスやダイワハウスといった大手のハウスメーカーから、地元のハウスメーカーまで見て回って、特徴なんかを調べまくりましたし、実際にいくつかは見積りも貰いました。
最終的に一条工務店と住友林業の二択になったわけですが、「なぜ、一条工務店を選んだのか?」という理由について、あらためて書きたいと思います。
Contents
住友林業で建てると思ってたあの頃。
私たちは、今でこそ一条工務店の『i-smart』という家を建てたことと、住み心地や性能にも満足しておりますが、もともとは一条工務店で家を建てるという発想さえありませんでした。
なぜなら「住友林業で建てる!」という夢がありましたし、実際、その通りになるんだろうなと何となく思ってましたから。
もともと「木の家を建てたい!」というこだわりだけがありまして、それなら住友林業でしょう!という単純な結論を出してたんです。
特にうちの奥さんは『住友林業』が大好き。今でも大好きです。
ぶっちゃけた話、一条工務店???
聞いたことがあるような、聞いたこともないような・・・
そういう感じのハウスメーカーでしたから、展示場巡りで偶然に入らなければ、契約することもなかったでしょうね。
色んなハウスメーカーが集まってるところで、住友林業のすぐ近くに一条工務店の展示場もあったというご縁なんです。
一条工務店に決めた3つのポイント!
一条工務店に決めたポイントが3つあります。私たちが決めることに至った理由をまとめてみました。
i-smartという商品があったこと!
i-smartのカタログを見たとき、
「これだーー!!」
と思いましたね。i-smartが無かったら建ててないんじゃないかな。たぶん。
そんなにi-smartの何が気に入ったのか?というと、ハイドロテクトタイルです。当時は、ずれた施工でも有名でした。i-smartにハイドロテクトタイルが無かったら、建ててないんじゃないかな。たぶん。
何か妙に気にいったんですよね~。これって、もう感性の世界なんですよ。
一条工務店には、セゾンやブリアール、i-cubeなど色んな商品があって、それぞれに特色があります。どれがいい、わるいなんてものは無くて、個人の好みや予算などで決めるものなんです。
私たち夫婦の好みがi-smartで、
それが予算内で建てられた。
こういうことです。
ちなみに、うちの奥さんはパナホームのタイルが好きです。キラテックというやつですね。
i-smartのハイドロテクトタイルよりデザインが好きらしいです。
どちらにしてもタイル好き。私もタイル好き。
なので「i-smartで建てたい!」と思った理由はやっぱりタイルが重要なポイントですね。延々と続くとは思わなかったタイルのキャンペーンもその時は後押しになったのかもな~。
住友林業より一条工務店が安かった!
これが、現実的には1番大きい理由かも知れません。そもそも私たちの予算に余裕があれば、悩むこともなく住友林業で建てていたと思います。
ですが、仮に住友林業で全館床暖房、総タイル張りを実現しようと思ったらとんでもないお金がかかります。(必要か必要で無いかの議論は置いといて。)
私の場合は、住友林業の標準のお見積り金額が、一条工務店より髙かったので、床暖房を付けるとか、太陽光パネルを載せるとか考えられませんでしたもんね。
住林さん、調子に乗って選択肢に入れてすみません、という反省もしています。。。
住林で妥協しまくって、標準外工事が何も無い家だったら、建てることができたと思いますけど、さすがに住み心地が良いとは思えません。
皮肉なことに、住林の営業さんがおすすめです!と言ってたオプションが「床暖房」と「太陽光」でした。それが私たちにとって外せない重要なポイントとなり、予算的に実現できるのが一条工務店だったんですよね。
私は床暖房の家なんて考えてもいませんでした。暑がりですし。
でもうちの奥さんは超が付く寒がり。そりゃ~、全館床暖房なんて殺し文句を言われれば、そっちに心が傾くってもんです。
金額的には、一条工務店も決して安いハウスメーカーでは無いです。
なので、坪数やオプションを好き勝手にはできませんでしたが、おおむね満足できるレベルに持ってくることはできました。
営業さんの営業スタイルが良かった!
これでハウスメーカーを決めるのは正しくないのかも知れません。
どこで建てるのかを悩んでいる記事を書いた時に、営業さんでハウスメーカーを決めるのではなく、きちんとハウスメーカー自体を見るべきです、とのコメントを頂いたことがあります。
それには思いっきり賛同しますし、ありがたいアドバイスでした。
営業さんの個性や営業スタイルよりも、企業の体質を見るべきだ!という視点はすごく大事だと思います。
「担当の営業さんはいつ辞めるかも分からないんですよ!」というアドバイスを頂いたことがあって、実際に私たちの営業担当だった方は、引き渡し前に退職されました。
でも・・・
やっぱり、営業さんや設計さんとの相性が全然合わないのに、そのハウスメーカーで建てたい!とはなかなか思えなくないですか?
特に初めて展示場に行ったときに、ものすごく不審な対応をされたら、そこのハウスメーカーを候補から外したくなる気がします。
「嫌だったら、担当替えてもらえばいいじゃん!」
というご指摘もすごく分かりますが、「担当を替えて下さい。」って一言がなかなか言えない人もいるんです。
それは、言えない人が悪いってご指摘もごもっとも。
ですが、営業スタイルに不信感が募る営業さんと出会ったら、その人を通してそのハウスメーカーの体質もそうなんじゃないか?って思う部分もあると思うんです。
私に置き換えれば、住林の営業さんにどうしても信用できないところが出てきたんですよね。
これが住林を候補から外す要因の一つにはなったでしょうね。あくまでも要因の一つです。
一条工務店の営業さんは、見積りにもかなり余裕を持たせてくれていたように思います。うちの予算を知ってくれていたのもありますが、それは住林も同じ。
他の方のブログで読んだのですが、一条工務店の営業成績は金額ではなく件数で決まるみたいですね。
これが本当だとして、かたや住林の営業成績は金額だとしたら、営業さんたちの私たちへのアプローチにも納得がいくってもんです。
私の予算を使い切ろうとする住林さん。
件数しか関係無いので、予算が余っても関係ない一条さん。
予算が厳しい私には、営業さんの営業スタイル、結局は企業の営業方針が私に一条工務店を選択させたのだと思います。
最後にもうちょっとだけ・・・
以上が、私が住友林業ではなく、一条工務店を選んだ理由です。
決して住友林業批判をしたいわけではありません。なので住友林業と一条工務店で悩まれている方に一条工務店をすすめる意図は無いんです。
自由設計にこだわる方、間取りや内装、木の種類に至るまで豊富な選択肢の中からこだわりを表現したい方は、一条工務店より住友林業がいいんじゃないかと思います。
私にはこだわりを表現するための予算が無かっただけです。
それに営業スタイルも営業さんそれぞれで違うと思いますし、住友林業の営業スタイルが好きだ!という人もいると思います。
私が一条工務店に決める際に、一番の情報源だったのはネットでの情報です。それもブログが主体でしたね。その時にさすけさんの存在を知って、ブログを愛読書のように何回も読みました。他にもたくさんの方のブログを参考にさせてもらいました。
情報は偏ってはいけませんので、一条工務店の良い情報と同時に、悪い情報も集めてみました。良いところ、悪いところを比較して、そして決めたんです。
その時、自分がブログを書いていて良かったな~と思ったことがあります。それは、コメントで色んな助言や指摘を頂いたこと。それと、色んな方から直接のメッセージでアドバイスを頂いたことです。
やっぱりコメントに書けないようなことってたくさんありますよね。直接のメッセージでは、表に出しにくいような情報もたくさん教えて貰いました。
備忘録のために始めたようなブログが、とても大事なツールになってたんですね~。
一条工務店で建てようかなと思われている方は、是非、色んなブログを参考にすることをおすすめします。個人的にはブログを書くのがすごくおすすめですよ!