こんにちは、こーめいです。
以前、住友林業と一条工務店で迷って、一条工務店に決めた理由といきさつを紹介しました。
参考 一条工務店と住友林業でなぜ一条を選んだのか。一条工務店を選んだ3つの理由をお話しします。
さて、今回あらためて、こういう内容の記事を書こうと思うきっかけになった出来事があります。
それは友人の家に遊びに行ったことです。妻の友人で住友林業の家です。住林と一条で悩んでた時期にも行ったことがあるのですが、そのとき以来の訪問です。
その当時とは随分違う印象を受けましたし、色んな思いが浮かんできました。
そういうわけで前編と後編の2回でお送りします!
Contents
あらためて一条工務店が良かったところ
上記の参考記事で住友林業より一条工務店が良かった理由を3つ書きました。
そしてあらためて、一条工務店が良かった一番の理由を考えました。
住友林業より安かった!!
やっぱりこれです。
こう思う理由があります。
私が一条工務店のi-smartを建てて良かったと思っているところが3つあります。
1.全館床暖房
2.太陽光発電
3.ハイドロテクトタイル
決めるときも決め手になったものばかりですが、住んでみてからも、この3つがあってすごく良かったと思ってます。
全館床暖房について
これはハウスメーカーを選んでるときには考えてもいないことでした。なぜなら、ほんの少しの広さの床暖房でさえ、めっちゃ高いでしょう!?
予算が少ない私たちには床暖房という単語さえ浮かんで無かったんです。
住友林業で初めて床暖房を提案されたとき、すっごく魅力的に感じました!と同時に現実問題としてお金が無いじゃん・・・という壁にも直面しました。
そんな中で一条工務店のモデルハウスを見学したのですが、
は?
そこの営業さん、何て言いました?
全館床暖房がいいですよって?
ムリムリ~。床暖房だけでも無理なのに、全館ってあんた・・・
こんな受け止め方になってしまいますよね。
ところがやりとりを続けてみると、
i-smartってやつの標準装備なんですか?
標準って呼んでるだけでお高いんでしょう?
参考までにおいくらぐらいで・・・
あれ?
いけそうじゃない?
一条工務店だったら一部だけ床暖房どころか、全館床暖房が予算内でいけそうだということが分かりました!この時点で一条工務店の点数はグッとあがりましたね。
実際に住んでみて、全館床暖房の生活はもちろん最高ですよ!!
太陽光発電について
こちらも住友林業で提案をされましたが、そのときまで太陽光発電なんて全く興味がありませんでした。
でも話を聞いてみると、太陽光発電で自家消費と売電ができること。時間はかかるけど、投資した金額を取り戻すことも可能であることが分かってきました。
ただ、住林さんが提案される金額では、とてもじゃないけど無理。
そもそもの家の金額が高いので、私たちの場合、標準外工事の採用を限りなく少なくする必要があったのです。
ところが一条工務店ではがっつりと太陽光のパネルを載せても予算内でいけそう!ということが分かって、これは採用したい!と思うようになりました。
将来的には儲かるかも知れませんし♪
でも仮に現在の状況だったら太陽光発電に大きな魅力を感じることは無かったかも知れません。売電単価も下がりましたし、国や電力会社が方針を変えるかも知れません。
やはり投資の一つですからリスクもあるわけです。
ハイドロテクトタイルについて
私と妻はタイル好きです。でも、外壁にタイルを使うのは予算的に無理だと決めつけていました。
実際にローコストメーカーと言われるところで見積りを依頼したことがあるんですよ。全ての外壁をタイル張りにすると、とんでもない見積金額になっていました!やっぱりムリです。
住友林業で建てるときはあこがれのシーサンドコート!!・・・と思ってましたが、これも高いんですよね。
ところが一条工務店では、i-smartという商品のキャンペーンを丁度やってまして、全ての外壁のタイル張りがお安くできるんですよ~!という絶妙のタイミング!!
(まあ、これはずっと続くキャンペーンでしたけど・・・)
タイル好きな私たちには、「i-smartって良いよね!」と思う重要なポイントになりました。
家を建てるときは予算を決めておく
私たちが最初は想像もしていなかった、床暖房と太陽光発電。また予算上無理だと決めつけていた外壁のタイル張り。
この3つが一条工務店では実現できたんです!
・床暖房にいたっては全館床暖房という過剰すぎるほどの内容。
・太陽光発電は当時の最大容量10kWhぎりぎりまで付けられる。
・最初から諦めていた外壁のタイルも予算内でいける。
これだけのことが一条工務店なら予算内でやれる。
これが一条工務店に決めた大きなポイントになりました。
さて、予算内で建てられたから良かったという話ではないんです。
予算内にこだわって良かったという話なんです。
住友林業で建てたかった私たちですが、打ち合わせを進めるにつれて、標準工事だけでは物足りないものがいくつもあることが分かってきます。
魅力的なオプションは標準外工事にあるんです。
予算の問題で、色んなオプションを採用できないことが分かっていながら住友林業に決めたとします。そうすると、住林で建てたという満足感や優越感は少しあるかも知れませんが、住林の標準外工事が全くない「しょぼりんハウス」が完成していたことでしょう。
参考までに、住友林業を選んだものの、やりたいことが実現できないちょっと残念な家を「しょぼりん」といったりします。
今でも住友林業のブランドイメージは高いと思いますし、大好きなんですけど、中身が伴わない家になるのはちょっとですね。。。
住んでからもお金は使う
住み始めてからは、中のものにお金をかけたくなります。家電やインテリアや雑貨など良いものをそろえたい!パソコンやスマホも新しいのが欲しい!
もう、物欲が止まりません!!
無理をして住友林業で建てられなかったか?というと建てられたと思います。以前の記事で書いたように、家づくりで私が一番こだわったことは、収入を合算してローンを借りないことです。
参考 私が家づくりで一番こだわったこと。私のこだわりは建売住宅でも注文住宅でも同じです。
妻も働いていますので、収入合算をすれば今よりたくさんの住宅ローンを借りられたわけですが、住宅ローンの返済が多すぎて余裕の無い生活は危ないですし、楽しくないです。
住友林業の家は魅力的だったのですが、私単独の収入で、私たちが満足できる標準外工事を採用できなかったという訳です。
住んでしばらくすると、予想外に子供も生まれましたからね。当然出費が増えました。
限界ギリギリの住宅ローンを借りていたら、その時点で危なかったですよ。冗談抜きで。
家を建てるのが目標じゃないですから。家に住むことが目的なんです。
家本体にお金をかけすぎて、生活を快適にする色んなものにお金をかけられないとしたら、楽しくないと思いませんか?
冒頭に書いた友人の家の訪問で、住友林業の素敵すぎる家をあらためて体験しました。オプション満載のこだわりの家なのです。でも今の私たちの生活を考えると、あのとき無理をせずに一条工務店に決めてよかった、と思うことができましたね。
これは私たち夫婦が思ってることなので、家に目一杯の予算を使うことで、自分たちの生活を豊かに感じることができるという人にはそういう選択もあるんです。
自分たちが何に満足感や幸福感を感じるか、ということは人それぞれですから。
まとめ
住友林業より安いと、価格の安さを熱弁しましたが、一条工務店も決して安くはないですね。おかげで色んなオプションの採用を見送りました。。。
住友林業を諦めたのに、一条で無理をしてオプション付けたら意味ないですから。
でも普通の生活のときに使う1万円と、家づくりのときの1万円を比べると、家づくりのときは意外と躊躇なく使ってしまうんですよね。同じ1万円なのに、相対的に安く感じるという恐ろしい感覚になってしまいます。
私たちにもそういう部分はありましたけど、家づくりのときにかけるお金と、家に住んでからのお金のバランスを考えることはすごく大切なんだと実感してます。
これで前編のお話しは終了です。まとめると、あらためてお金のことを考えさせられた、ということです。
そして後編は、全く違う側面からの話になります。友人の家に行ったときにものすごく心に残ったことなんです。
一条工務店と住友林業で悩んでいる人には伝わる内容だと思うんですけどね。是非、後編もお読み下さい。